栄養アセスメントに用いる指標のうち、半減期が約3日の血液成分である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1) レチノール結合たんぱく質
(2) トランスサイレチン
(3) トランスフェリン
(4) アルブミン
(5) ヘモグロビン
正解は・・・
(2) トランスサイレチン
■解説■
トランスサイレチンは甲状腺ホルモンサイロキシン(T4)とレチノールに結合した、レチノール結合タンパク質を運搬するタンパク質。プレアルブミン(prealbumin)とも呼ばれてきた。
血中半減期が約3日と短いため、肝臓の蛋白合成能や栄養状態を短時間で反映する栄養アセスメントの指標として利用される。
(1) レチノール結合たんぱく質の半減期は約12~16時間
(3) トランスフェリンの半減期は約8日
(4) アルブミンの半減期は約2~3週間
(5) ヘモグロビンの半減期は約60日