食品の生産と流通、消費に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ フードバランスシート(食料需給表)の作成は、国連世界食糧計画(WFP)の作成の手引きに準拠している。
⑵ 品目別食料自給率は、各品目における自給率を重量ベースで算出している。
⑶ わが国の食料自給率(カロリーベース)は、先進諸国の中で高水準である。
⑷ 食料品が入手困難となる社会状況を、フードファディズムという。
⑸ 食料自給率の向上に向けた取組として、スマート・ライフ・プロジェクトがある。
正解は・・・
⑵ 品目別食料自給率は、各品目における自給率を重量ベースで算出している。
■解説■
⑴ フードバランスシート(食料需給表)の作成は、国連食糧農業機関(FAO)の作成の手引きに準拠している。
⑶ わが国の食料自給率(カロリーベース)は、先進諸国の中で低水準である。
⑷ 食料品が入手困難となる社会状況を、フードデザートという。
フードデザート:居住地の周囲に食料品店がなく、生鮮食品などの食料が入手困難であること。自動車などの移動手段を持たない人や、年齢的に遠出が難しい高齢者などは、郊外まで生鮮食品を買い物に行けない「買い物難民」として、フードデザートに取り残される状況となっている。
フードファディズム:食品やその栄養が健康に与える効果について過大評価したり信じ込んだりすること。
⑸ スマート・ライフ・プロジェクト:厚生労働省が展開する国民運動。
「健康寿命をのばそう」をスローガンに、「運動」「食生活」「禁煙」で具体的なアクションを呼びかけている。
引用:厚生労働省(https://www.smartlife.mhlw.go.jp/)