管理栄養士国家試験過去問

36-101 ラポールの形成

肥満児童の母親が、仕事からの帰宅時間が遅く、子どもが母親を待っている間にお菓子を食べ過ぎてしまうと悩んでいる。栄養カウンセリングにおいて、ラポールを形成するための発言である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは仕方のないことですよ。
⑵ 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは心配ですね。
⑶ 職場の上司に、帰宅時間を早めたいと相談してみてはいかがですか。
⑷ お菓子の買い置きをやめることはできませんか。



正解は・・・
⑵ 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは心配ですね。



■解説■
ラポール:カウンセラーとクライアントとの間で、互いに信頼し合い、安心して感情の交流を行うことができる関係が成立している状態
ラポールを形成するには、クライアントの話を傾聴し、肯定的、共感的な態度でクライアントの気持ちを理解しようとすることが重要である。
選択肢の中では(2)が共感的態度である。


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